サクラ任意売却岡山相談所の相談員ノベです。
日増しに春を感じられる陽気になってきましたが、「サクラ任意売却岡山相談所」にご相談いただいた兵庫県姫路市内のご相談者に一足先に春が訪れました。
「任意売却」でご依頼頂いたご案件が「任意弁済」で無事引き渡し完了しました。
「任意弁済」とは、債務を残すことなく全額返済出来た場合を、銀行・保証会社等の債権者は「任意売却」と区別してこのように言います。
連帯保証人の実兄が立場上、信用情報に敏感
この案件、任意売却ではなくなぜ任意弁済になったかというと、あえて任意弁済を狙ってみました。
ご相談者の連帯保証人が、介護を受けている義理の父と義理のお兄さん。
この義理のお兄さんは、開業医でどうしても信用情報にキズを付けられない立場でした。
最新の医療機器はかなり高額、ほとんどの医療機関はリースやローンで購入しています。
私たちが医療機関を選ぶうえで、高度な医療機器が備わっているかは最優先されるところだと思います。
最新の医療機器を備えてない時点でライバル競争に負けてしまいます。
もし、信用情報上ブラックになってしまうと、イコール即座に事業に支障をきたしてしまうという事になります。
購入者が買いやすい物件の提案
問題は、当初の販売査定との乖離約300万円、これをどう埋めるか。
そこでご相談者本人と保証人(義理の兄さん)に以下のお願いをしました。
物件から引っ越して、室内を生活感のない状態にしてください。
クロスの張り替えや美装を専門の業者に依頼してください。
故障している設備(IHクッキングヒーターや換気扇、給湯器)を修理してください。
期限の利益の喪失をむかえないように、毎月1、2万円でもよいので住宅ローンの返済を始めてください。
あとは全て私に任せてください。
内見して頂くお客様に、快く購入へと進んで頂く環境を整備することで、任意弁済をねらっていきました。
あとは、物件が兵庫県だったため、お客様を見つけ販売までは、当社と長年付き合いのある地元の不動産業者にすべて委ねました。
内見のお客様6組、結果として約3か月で契約。そして引渡となりました。
ご相談者本人、奥様、連帯保証人のお兄さんは、「とにかく信じられない‼」の一言でした。
一同、住宅ローン地獄から脱出でき安堵の様子でした。
任意売却のプロフェッショナルへの相談が鍵
さて今回のポイントは、
延滞期間4カ月、多少時間的な余裕があったこと。
リフォーム費用がご用意でき生活感のない商品に仕上げることができたこと。
販売の面で地元の不動産業者さんと協力体制がとれたこと。
何よりも、経験豊富な任意売却のプロフェッショナルである『サクラ任意売却岡山相談所』へ、ご相談くださったことが成功の鍵であったと自負しております。
※尚、案件の性格上、クライアント個人に関して特定できないように設定等の変更を加えています。ご了承ください。