リースバックで、そのまま住み続けたらと思ってましたが‥
リースバックで今までどうり家族全員で、住み続けたい
昨年末相談があったリースバックリースバックとは？の案件で、大変おもしろいというか 超・超ハッピーな着地を迎える事ができましたので、ご紹介致します。
ご相談内容は任意売却の依頼で、もし出来たらリースバックでご家族（息子夫婦とお孫さんを含め７人家族）そのまま住み続けたいと言うのが希望でした。
世の中、うまい話には裏があったりしますが、リースバックにもいくつか充分理解して取り組まなければならない点があります。
メリットばかり並べてデメリットを話さない業者にはご注意下さい。
今回のご案件に話を戻すと、ご相談者様が考えていたのは、数年間リースバック物件を賃貸で住み、その後息子さんが買戻すというシナリオでした。
一般的に買戻しまでは、かなりハードルが高い
このシナリオの中にいくつか吟味しなければならない局面を含んでいますが、一番難しいのは、息子さんの買戻し時のローン付けです。
ほとんど（正確に言うとほぼ全部）の銀行・保証会社は、住宅ローンの売買の当事者として親族間売買を認めていません。
リースバックの投資家を一度介在させたとしても同視されます。
買戻しまで成功した案件も二桁以上経験していますが、かなり苦労して融資を付けています。
（具体的にリースバックについてご相談されたい方は、ご連絡下さい！）
この案件もリースバックの後の買戻しがかなり難しいというのが予想できました。
この案件で考慮しないといけないポイント
対象物件が築２５年、これからかなりの修繕費が予想される。
（一般にリースバックの場合は、賃借人が修繕費等必要費を負担する契約が多いのです。）リースバックの買戻しの際の銀行住宅ローン融資は困難。ノンバンク融資としても、築古物件の為に相当の自己資金を求められる。金利も高い。
リースバックを諦めたとしても、家族７人 賃貸住宅を借りても家賃は月６万円以上はする。
息子さんが新築を購入+月々の支払いも……
そこで私が提案したのが、新築建売住宅を息子さんが購入し、ご家族皆さん新居で新しい生活をスタートする。
その後、お父さんの居宅を任意売却で売却するというプランでした。
私も任意売却に１０年近く携わっていますが、はじめて提案したプランでした。
新築住宅の清潔な水周り
ご近所に延べ床面積100平米の建売住宅があり、すぐに内見をすると、息子さん夫婦も納得の様子。お孫さんたちも大はしゃぎでした。
問題は月々の住宅ローンの支払いですが、280万円のマイカーローン（月々38,000円）を住宅ローンに組込んでも月々59,000円とご家族にとってかなり余裕のある支払い条件でした。
（因みにお父さんの住宅ローンの支払いは、月々107,000円でした。）
「今まで一人で悩んでたのは、なんだったんやろ〜。家を売らないといけなくなる恐怖に苛（さいな）まれていたのに、新築の家に住むなんて夢のようです。」と、お父さんから感謝の言葉を頂きました。
今後、二世帯住宅で重要になってくる老後問題（自宅介護等）も多少なりとも不安が少なくなったのではないでしょうか。
リスタートをバックアップ
どれだけ相談者様のことを親身になって考え、それにどれだけ最良の方法を提案できるか、そこが私たちの腕の見せどころです。
もし、あなたが住宅ローンで悩んでいるなら、すぐにサクラ任意売却岡山相談所にご相談下さい。
経験豊富な相談員が豊富な経験と提案力で、あなたのリスタートをバックアップ致します！
※尚、案件の性格上、クライアント個人に関して特定できないように設定等の変更を加えています。ご了承ください。