ホームページからのお問い合わせ相談者
ホームページをご覧になり、お問い合わせを頂いた相談者から、先日電話を頂きました。
この相談者は、倉敷市内で縫製業を経営。
縫製技術の確かさから、国内アパレルの大手企業からも直接依頼を受けるほどで、中国への工場移転を余儀なくされる国内縫製業者のなかで、高品質の縫製が国内の信頼を得ていたようです。
しかし、相談者の奥様に進行性の癌が見つかり、長くつづく看病の疲れと、妻を失う恐怖感から、仕事も手につかず廃業。住宅ローンの返済も困難となっていました。
現在の状況は
債務残高『600万円』
返済期間『残り5年』
債権者『独立行政法人住宅金融支援機構』
ということでした。
すぐに倉敷市内のご自宅を訪問し内見させていただき、結果ここまま売却するのはもったいないと感じ、以下のようなやり取りをしました。
サクラ任意売却:家族構成を教えてください。お子様はいらっしゃいますか?
相談者:長女は関東に嫁いでいる。あと、倉敷市内に息子が一人いる。
サクラ任意売却:息子さんは定職に就いていますか?住居は、持ち家ですか?賃貸ですか?
相談者:会社員をしていて正社員です。家は、賃貸のアパートです。以前、一緒に住もうかという話もありました。
まずは『売却しない』ご提案から
相談者に、息子さんと一緒に返済をしながら、この家に住むのはどうですか?という提案をしました。
しかし、毎月の住宅ローンの支払いが苦しくなってからその相談は、この2か月間何回となく『住宅金融支援機構』には相談したが、廃業状態であるので応じられないとの返事だった。
ではもう一度、今度は、息子さんと一緒に債権者窓口(住宅金融支援機構)に伺い、息子さんを『連帯保証人』又は『連帯債務者』にすることを条件に、リスケジュール(返済計画の変更)に応じてもらえないか相談に行ってみてください。とアドバイスしました。
冒頭で書いた電話は、その結果報告の電話でした。
相談者と息子さんの熱意が届いたようで、債権者である『住宅金融支援機構』の返事は、息子さんを連帯保証人にすることを条件に、リスケジュール(返済計画の変更)に向けて手続きを進めるということでした。
これは、ほんの一例です。
『サクラ任意売却岡山相談所』に、ご相談いただく御相談者の実に100人に15人は、売却せずに済んでいます。
先ずは、一人で悩まずご相談ください。必ず解決策があります!