岡山県倉敷市:任意売却でも、まずは『売却しない』を提案


倉敷市から帰る途中、立寄った中華そばやさん。岡山市北区天神町の名店『天神そば』インスパイヤ中華そばやさん 中華そば かたやま本店

ホームページからのお問い合わせ相談者

ホームページをご覧になり、お問い合わせを頂いた相談者から、先日電話を頂きました。
この相談者は、倉敷市内で縫製業を経営。
縫製技術の確かさから、国内アパレルの大手企業からも直接依頼を受けるほどで、中国への工場移転を余儀なくされる国内縫製業者のなかで、高品質の縫製が国内の信頼を得ていたようです。

しかし、相談者の奥様に進行性の癌が見つかり、長くつづく看病の疲れと、妻を失う恐怖感から、仕事も手につかず廃業。住宅ローンの返済も困難となっていました。

現在の状況は

  1. 債務残高『600万円』

  2. 返済期間『残り5年』

  3. 債権者『独立行政法人住宅金融支援機構』

ということでした。

すぐに倉敷市内のご自宅を訪問し内見させていただき、結果ここまま売却するのはもったいないと感じ、以下のようなやり取りをしました。

サクラ任意売却:家族構成を教えてください。お子様はいらっしゃいますか?

相談者:長女は関東に嫁いでいる。あと、倉敷市内に息子が一人いる。

サクラ任意売却:息子さんは定職に就いていますか?住居は、持ち家ですか?賃貸ですか?

相談者:会社員をしていて正社員です。家は、賃貸のアパートです。以前、一緒に住もうかという話もありました。

中華蕎麦かたやま 中華蕎麦 750円也

場所が悪くラーメン屋の入れ替わりが激しい岡山県岡山市2号線バイパスのこの場所で、定着し人気店になっています。中華蕎麦 750円也

まずは『売却しない』ご提案から

相談者に、息子さんと一緒に返済をしながら、この家に住むのはどうですか?という提案をしました。

しかし、毎月の住宅ローンの支払いが苦しくなってからその相談は、この2か月間何回となく『住宅金融支援機構』には相談したが、廃業状態であるので応じられないとの返事だった。

ではもう一度、今度は、息子さんと一緒に債権者窓口(住宅金融支援機構)に伺い、息子さんを『連帯保証人』又は『連帯債務者』にすることを条件に、リスケジュール(返済計画の変更)に応じてもらえないか相談に行ってみてください。とアドバイスしました。

冒頭で書いた電話は、その結果報告の電話でした。

岡山市 中華そば かたやま本店

店内の様子です。ごちそうさまでした。

相談者と息子さんの熱意が届いたようで、債権者である『住宅金融支援機構』の返事は、息子さんを連帯保証人にすることを条件に、リスケジュール(返済計画の変更)に向けて手続きを進めるということでした。

これは、ほんの一例です。
『サクラ任意売却岡山相談所』に、ご相談いただく御相談者の実に100人に15人は、売却せずに済んでいます。
先ずは、一人で悩まずご相談ください。必ず解決策があります!